石垣島は、ダイビングやシュノーケリング、海水浴などさまざまなアクティビティを楽しめる魅力的な場所です。
しかし、そんな楽しい海遊びの中で注意しなければならないのがクラゲの存在です。

ハブクラゲは聞いたことがあるなぁ

もし刺されたらどうすればいいの?
特に、沖縄周辺の海には「ハブクラゲ」や「カツオノエボシ」といった毒を持つクラゲが生息しており、刺されると強い痛みを伴うことがあります。
この記事では、クラゲに刺されないための対策や、刺されたときの正しい対処法、絶対にやってはいけないNG行動を詳しく解説します。

事前にしっかり知識を身につけて、安全に石垣島の海を楽しみましょう!
この記事を書いた人🌟(石垣島歴10年以上現役ダイビングインストラクター)
私「田渕寛大」は石垣島歴10年以上のダイビングインストラクターです。夫婦で「石垣リゾートKANS」を運営しています。
ダイビング以外にも沖縄や石垣島の情報を発信しています。

田渕 寛大
> 奈良県から海を求めて石垣島に移住
> 石垣島歴12年PADIインストラクター
> 年間300日以上石垣島の海をご案内しています
> 石垣産果物を販売「石垣島プレミアムフルーツMegu」運営

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石垣島の海にいる危険なクラゲ
① ハブクラゲ(沖縄の代表的な危険クラゲ)
ハブクラゲは、沖縄に広く分布するクラゲで、特に夏場(6月~10月)に多く見られます。
※ハブクラゲは日本に生息するクラゲで一番毒が強いと言われています💦
ハブクラゲの画像はこちらをクリック!


特徴
体長:傘の直径は約10〜15cm、やや四角に近い箱型
触手の長さ:最大で1.5メートル以上
泳ぎ遊泳力が低いので、ビーチなど流れが穏やかな浅瀬に集まる特徴があります。
ハブクラゲは透明で海の中では見えにくいため、知らず知らずのうちに近づいてしまうこともあります。
刺されると、強烈な痛みや腫れがあるため、注意が必要です。
② カツオノエボシ(見た目は美しいが超危険)
カツオノエボシはクラゲの一種ですが、実は正確にはクラゲではなく「群体生物」と呼ばれる生き物です。
見た目が美しく、青紫色の浮袋が特徴ですが、非常に強い毒を持っています。
カツオノエボシの画像はこちらをクリック!


特徴
体長:浮袋の長さ約10cm、小さ目だが体が青いので見つけやすい
触手の長さ:1m程度のものが多いが、最大で10m以上のものも確認されている
遊泳力が無いので、基本的には波に乗って漂うか風に押されて移動します。
ただ、群れでいることも多いので、海の中で見つけた場合はすぐに海から上がることをおススメします。
特に危険なのは、カツオノエボシの触手は死んだ後でも毒を持っているという点です。
海岸に打ち上げられている個体に誤って触れてしまうと、刺されることがあるため、海辺でも注意が必要です。

小さなお子様が間違って触らないように注意してあげて下さい!
誰でも出来る!クラゲに刺されないための予防策!
では、みんながクラゲに刺されているのかというと、そういう訳ではありません。
予防をしていても刺されてしまう場合もありますが、やるに越したことはありません。
誰でも出来る予防策についてご紹介していきます。
クラゲの出やすいエリアを避ける
ハブクラゲやカツオノエボシは、特に夏(6月~10月)に多く見られます。
海水温が上がるこの時期はクラゲの活動が活発になるため、できるだけクラゲの多いエリアを避けるのが安全です。
クラゲは流れの穏やかなビーチなどによく集まるので整備されていないビーチなどは特に注意しましょう!
マリンアクティビティーに参加してビーチから離れてしまうのも、予防の1つです!

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皮膚を守る装備を着用
クラゲに刺されにくくするためには、ラッシュガードやウェットスーツ、レギンスなどを着用するのが効果的です。
特にシュノーケリングやダイビングをするときは、肌の露出を少なくすることで刺されるリスクを減らせます。
クラゲ防止ネットがあるビーチを選ぶ
石垣島の一部のビーチでは、クラゲ防止ネットが設置されているところがあります。
クラゲ防止ネットがあるビーチを選ぶことで、クラゲに刺される確率を大幅に下げることができます。
代表的な石垣島のクラゲネット設置ビーチ
- マエザトビーチ
- フサキビーチ
- クラブメッドビーチ
- 石垣島サンセットビーチ
クラゲ避けローションを活用
「クラゲ除けローション」には、クラゲの触手が皮膚にくっつくのを防ぐ成分が含まれているものがあります。
100%防げるわけではありませんが、クラゲ対策のひとつとして有効です。
Amazonなどでも手軽に販売されていますので、不安な方は確認してみてください!
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もしクラゲに刺されたら?正しい対処法をご紹介

もしクラゲに刺されたらどうしたらいいの?

紹介する正しい対処法をすぐに行いましょう!
もしクラゲに刺されてしまった場合は、すぐに対応を行いましょう!
ですが、「ハブクラゲ」と「カツオノエボシ」では対処法も違うので、しっかり確認してください。
間違った対応をするとさらに症状が悪化する場合もありますので、十分に注意してください。
✅ すぐに海から上がる
刺された直後は強い痛みでパニックになりがちですが、まずは速やかに海から上がることが大切です。
特に沖で刺された場合は、無理に泳ごうとせず、浮いて助けを呼びましょう。

そのまま海で遊び続けるのはやめましょう!
✅ 触手を取り除く
刺された部分に触手が残っている場合は、以下の方法で慎重に取り除きます。
- ゴム手袋やピンセットを使って、触手を剥がす
- 素手で触らない(毒が広がるため)
触手をこすったり、むやみに引っ張ると毒が広がる可能性があるため、注意が必要です。
✅ すぐに「酢」をかける(ハブクラゲの場合のみ)
ハブクラゲに刺された場合は、酢をかけることで毒の拡散を防ぐことができます。
※酢に痛みを軽減したり毒を中和する効果はありません。痛くても絶対にこすらないでください。
ビーチによっては応急処置用の酢が設置されている場所もあるので、事前に確認しておくと安心です。
⚠ ただし!カツオノエボシには酢はNG!
カツオノエボシに刺された場合、酢をかけると毒が活性化し、症状が悪化する恐れがあります。
カツオノエボシに刺されたときは、海水で洗い流すのが正しい処置です。
✅ 速やかに病院へ
強い痛みや呼吸困難、意識障害がある場合はすぐに病院へ。
症状が軽くても、念のため病院を受診することをおすすめします。
絶対にやってはいけないNG行動!
クラゲに刺されたときにやってしまいがちなNG行動を紹介します。
逆に症状が悪化してしまうので、痛くても絶対にやらないでください。
🚫 ① 真水で洗う
真水で洗うと、クラゲの毒が逆に広がってしまうことがあります。海水で優しく洗い流すのが正解です。
🚫 ② こする・掻く
患部をこすると、毒がより広がる可能性があります。
🚫 ③ お湯をかける
高温のお湯をかけると、炎症が悪化する恐れがあります。
痛い場合は、氷や冷水で冷やしましょう。直接ではなく袋などに入れた状態で幹部に優しく当てる程度にして下さい。
まとめ
石垣島の美しい海で楽しく遊ぶためには、クラゲのリスクを理解し、適切な対策をとることが大切です。
特に、ハブクラゲやカツオノエボシといった毒クラゲに注意し、万が一刺された場合は適切な対処を行うことが重要です。

もし刺されても被害を最小限に抑えることが大切です。
事前に知識を身につけて、安全に石垣島の海を楽しみましょう!

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